暖炉をイメージしてつくりました。北海道の旭川で修行した頃の冬の寒さ。あの頃を思い出しながら図面をひきました。
北海道は「しばれる」寒さがありますが、あの雄大な自然と向き合えたのは私の宝です。
デザインを考える時、李朝家具の重厚さも好きですが、ウィンザー家具の軽快感も私にとっては大切です。
欲張って全ての物を吸収して素直に影響されたいと思っています。
作品名 | アーチ型飾り棚 |
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高さ | 107cm |
幅 | 150cm |
奥行 | 50cm |
材質 | クス |
価格 | ¥850,000+税 |
丸ごとケヤキを使ったライト。テーブルも脚の材も他の人には出来ない素材を使用。
傘まで手作りの骨のおれる手作業ですが、出来上がった時のやわらかな和紙の光に気持ちも包まれ「やさしさに乾杯」です。
素材の入りくんだ木目や腐った部分を目にすると、この木の生まれ育った年月の長さと力強い存在感を感じずにはいられません。神代欅(じんだいけやき)を使える幸せに感謝。
作品名 | フロアーライト |
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座面高 | 63cm |
高さ | 150cm |
幅 | 50cm |
奥行 | 35cm |
材質 | ケヤキ |
FAXも載せられる本棚。ブックエンドも木を削って作ります。
脇板には丸い穴があいていますので移動するとき、持ち手になり便利です。
A4サイズが入ります。下の引き戸は棚板一枚付き。脇板は「はつり」を入れてあります。
表面を削る技法はウィンザー家具が出来上がる以前から使われている方法で、凹凸ができることで模様にもなり、また傷が目立たないという利点も利用した先人達は偉い。
日本ではよく柱に入れてあるのを目にします。
※「削り・はつり」とは、板の表面を少しづつ削って凹凸を付ける事。
作品名 | 本棚 |
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高さ | 155cm |
幅 | 70cm |
奥行 | 38cm |
材質 | ヒノキ |
価格 | ¥220,000+税 |
三段六個の引出付。丸みのある鏡はやさしい雰囲気にしてくれます。
彫り出した取っ手は何ヶ月もかけて少しずつ削りだします。引き出しの中板は桐を使用。
ドレッサー代わりにもなるおしゃれでセンスのあるチェストです。
作品名 | キャビネット |
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座面高 | 79cm |
高さ | 143cm |
幅 | 125cm |
奥行 | 50cm |
材質 | ケヤキ他 |
価格 | ¥600,000+税 |
玄関に置いたり間仕切りにしたりといろいろ使えるよう工夫しました。
板と板の間を透かせる事によって風通しを良くし圧迫感も減らしました。
棚板は自由に移動ができ個性的な演出が楽しめます。
作品名 | 飾り棚 |
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座面高 | 31cm |
高さ | 159cm |
幅 | 85cm |
奥行 | 31cm |
材質 | ニレ |
価格 | ¥260,000+税 |
玄関用として作りました。
ドレッサーの代わりにする方もいらっしゃいます。
奥行もそれほどないのでどの部屋にも合うさりげない作品ですが、日本の組み手「あられ組み」で仕上げた丈夫な「一目置く」家具です。
作品名 | ポーチミラー |
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座面高 | 70cm |
高さ | 150cm |
幅 | 44cm |
奥行 | 36cm |
材質 | クス他 |
ワンドアの食器棚。ガラスはカットガラスを使用(ガラスを板に変える事もできます)。
取っ手の部分は昔から使われている「閂(かんぬき)」と「さる」と呼ばれる手法を組み合わせて作りました。
昔の日本家屋や家具の至る所に「敬服」する技があり先人達の努力と知恵に感謝しながら家具作りをしています。
作品名 | 食器棚 |
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高さ | 180cm |
幅 | 64cm |
奥行 | 60cm |
材質 | クス他 |
価格 | ¥420,000+税 |